【マンション】マンションリフォーム(浴室・洗面所 編)|福岡市中央区薬院T様邸
キッチンにつづいて、薬院のTさま邸の「浴室・洗面所」のリフォーム工事の様子です。
こちらも現地調査の段階から、「天井高さの不足」と、「床下の動かせない配管」の問題をかかえていました。
工事前のユニットバスは1216サイズで、浴槽のまたぎが高く、入りにくいのがお客様のお悩みでした。
こちらが、工事前のユニットバスの床下の配管です。排水管(鋼管)・ガス管・給湯・給水などすべての配管が浴室の下に集中しており、この配管をかわさないことには、換気扇を取付けるためのスペースが確保できません。
しかも、お客様のご要望は「浴室換気乾燥暖房機」の採用です・・・
何度も現地調査をさせていただき、何度も図面化して施工計画を確認しました。
さて、どうやって、ユニットバスの下を見たのでしょう?
こんな風に、廊下側からの壁を開口させてもらい、写真とスケールで確認したのです。(もちろん、ご契約をいただいた後の作業ですが。
実際に解体してみると、案の定、こんな感じです。ガス管や排水管(鋼管)はさわれません。(xдx;)
いよいよ、バスルームの組立工事です。標準の天井高さでは、換気扇が入らないため、壁パネルを現場でカットして納めました。
紆余曲折ありましたが、ついに、バスルームが完成しました!
洗面所側へ浴室を広げて、1216➝1316にひろがりました~
短辺方向=浴そうの長さですので、大きな10cmの拡張です♪
床は、ほっカラリ床ですので、ひざまづいても痛くありません。
洗面所の工事前は、こんな感じでした。
洗面台の右の壁にあった収納の件で、ご夫婦でなかなかご意見がまとまりませんでしたが、パナソニックのショウルームで実際に商品を見ていただき、90cmの洗面カウンターを、洗面化粧台(75cm)+サイドキャビネット(15cm)に変更して、使い勝手のよい収納へ変更するプランになりました。
洗濯機の上部には、ウォールキャビネット(90cm幅)を取付けて、タオルや洗剤などの収納を増やしました。
冬場の寒さから、お客様がご要望されていました、『浴室乾燥機暖房機』も取り付けすることが出来ました(o’∀’)ノ
浴室への敷居の高さも、バリアフリーとはいきませんでしたが、工事前よりも高さを抑えることができました。洗面化粧台に左側の壁にはキッチンパネルを張り、水掛かりにも心配なしです。
今回のユニットバスの取替には、現地調査の時点から問題を見抜いていたとは言え、困難の多い施工となりましたが、職人さん、協力業者様、メーカー様の皆様のお力をお借りして、おかげ様で無事に完成しました〜
工事関係者の皆さん、ありがとうございました!