【戸建て】瓦の葺き替え工事|福岡市早良区重留T様邸
ずいぶんと秋らしくなり、過ごしやすい毎日ですが、台風が次から次へと来ますね~
さて、8月の台風が過ぎた後、お得意様宅から、2階の押入れまわりなど複数個所から「雨漏れ」がしているとのことで、駆け付けて点検・調査をつづけました。
こんな感じで「雨漏れ」していました。しかも、1階にも「雨漏れ」がしていました。
まさかとは思いましたが、2階の屋根に登ってみたら、瓦がずれてガチャガチャになっていました!
ズレ落ちている瓦をはぐって下地を確認したところ、木製の「瓦桟」はボロボロになり、1次防水である「ルーフィング」という防水シートはビリビリに破けていました!
これでは、雨漏れするのも仕方がありません。
約35年近く経った屋根の瓦を引掛けている「瓦桟」が腐れて、瓦がズレはじめ、防水シート(ルーフィング)も破けて剥がれた・・そこに台風が来て、より被害が大きくなり雨漏れが発生ということです。
瓦そのものも、かなり劣化していました。
お客様へ調査・診断結果をご報告させて頂いたところ、瓦の葺き替え工事をすることになりました。
もちろん、、防水シート(ルーフィング)の張替え、瓦桟を樹脂製へ取り替えることも前提で。
雨模様がつづく中、天候を見ながら工事を着工。仮設足場と瓦(ガレキ)の処分をするコンテナが設置されました。
工事前の屋根です。雨が降ってくるとまずいので、天気をみながら「瓦の剥ぎ降ろし」作業に入ります。
ご覧のように、木製の「瓦桟」は腐ってボロボロです・・
防水シートは黒っぽい「アスファルト・ルーフイング」の部分はまだ良いのですが、昔に施工された水色の防水シート?はパリパリに破けて屋根の下地が丸見えです!これでは雨漏れするはずですね。
瓦を全て剥いで・・
瓦桟とルーフィング(防水シート)も撤去して・・
所々、屋根の下地の「野地板」が欠損している部分もあったので、
新しい材料で補修しておきます。
新しく、改質アスファルトルーフィングを張ります。この時点で、雨が降ってももう大丈夫です。
その名も、『モラサン』…そのまんまですね(笑)
次に、樹脂製の「瓦桟」を取付します。これが木製で腐ったことが一番の原因と思われますので、重要なポイントとなります。
木製のウッドデッキは腐るから今は、樹脂製ばかりになったことと同じ考え方ですね。
軒先の方から、新しい瓦「新東㈱のセラム-F2」という平瓦です。色は、ストレートブラックを選ばれました。
太陽光発電も、復旧するので、支持瓦(合金の瓦)と横フレーム以外は、ビスも含めて全て新しい部材へ取替えて、さらに安心。この辺は、エコテックスのお家芸的な工事ですので、屋根の工事においてはとても優位ですね♪
最後に太陽光発電のパネルを設置して完了!
足場を解体して、内部の雨漏れ被害部分の復旧に入ります。
お客様も「見えない部分を指摘してもらって助かった~。
瓦屋根も、塗装しなくていいとは言え、一生ものではないんやね~これでもう30年は安心できるね。」とご満足いただけました!
T様、毎度毎度、長年にわたり本当にお世話になり誠に有難うございます。
今後共、末永いご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。