【マンション】2部屋を1部屋にして孫が遊べる開放的なスペースに|福岡市早良区N様邸
ご紹介にてご縁がありました、福岡市早良区のN様邸の現場です。
LDKと和室を間仕切っている壁を撤去して、和室を洋室へ改修。
孫たちが遊びに来た時にLDKだけだと手狭なので、LDKと和室をひとつの開放的なスペースにしたい!というご希望でした。
マンションなどではとても多いリフォームのご要望ですね。
要は、赤い破線の壁を撤去して、LDKと空間をつなげたい・・ということでしたが・・
初回の現地調査にて、取りたい壁の中には、大きな梁を支える大切な柱があり、取れない柱だということが判明しました。
ここに、取れない柱が隠れています・・
実は、「他の業者さんからは、解体してみないと、取れるか取れないかは、判らないですね」って言われたらしいです…
それって、まるでUFOキャッチャーみたいな話ですね(笑)
ということで、お客様のご要望ですが、
- 取れない柱をどうやって対処して解放感を出すか?
- 既存の床の間をご主人さまの書斎(デスクスペース)へ造作
- 既存の押入れは、クロゼットへ改修
- 2枚引き違い戸は、洋風の建具へ取替え
- ランマ付きの和風の窓は、断熱改修を
などなど、たくさんのお打合せを重ねて、造作部分に関しては図面化してお客様へ承認を頂きます。
建材などの商品ではないので、仕様や寸法や色などを予め細かく決めておきます。
床の間のスペースや押入れは、こんな風にしましょう。
撤去する壁と、取れなくて残存する柱は、こういう風な意匠へ造作しましょう・・という感じです。
工事の段取りが全て整ったところで、工事着工!
まずは、和室の解体です。
大引きだけ残して、根太まで全て解体。
丸い床柱(化粧柱)は角柱へ差替え。
例の「取れない柱」が姿を現しました。想定通りです・・
この現場は吉富大工が担当しました。
『技術力✖️スピード』は、エコテックスNO1の大工です。
床の間だったところは、デスクスペースへ造作。
取れない柱は棚板(飾り棚)を4枚入れて、「ラダー風」のデザインで柱を生かして造作。
造作後には、塗装を行なうためにペーパーを当てては掃除します。
塗装が済んだら、内装のビニルクロスの張替えが仕上げの工程となります。
<ビフォ➝> 和室だったお部屋が・・
<アフター> こんなに明るくて落ち着いた洋室へ改修できました。
<ビフォ➝> 問題になっていた取れない柱は・・
化粧柱として残して、ラダー式の飾り棚に造作しました。
壁は、天井まで目一杯、撤去できたので、解放感があります!
リビングと、ひとつの空間にしたいとうお施主様のご要望にそえました。
床の間だった場所は、ご主人様のためのデスクスペースと本棚を造作しました。
クロゼットの一部を本棚として利用しました。
クロゼットの扉は、「折れ戸」ではなく、「3枚連動引き戸」がおすすめ!
左右、どちらからも開けれて、2/3が開口になるので収納の出し入れが楽チン♪
折れ戸と違って、前にふとんや物があっても開閉の邪魔になりませんしね。
デスクの飾り棚の下には、LED照明が仕込んであります。
クロゼットと建具と床の色は、PanasonicのVERITISシリーズでコーディネイトしてあります。
旧和室から見る、リビング側です。
N様、この度は大変お世話になりました。
和室のリフォーム以外にも、窓の断熱改修(内窓の取付)や内装工事など、色々と工事させて頂き、ありがとうございました。
今後共、末永いご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。