【戸建て】古民家リビングリフォーム工事|福岡市早良区田村Y様邸
中古物件の大改造リフォームの現場がついに完成しました~!
築45年経つ、軽量鉄骨の構造だけを残し、なるべく外部をさわらずに内部の全面リフォームを手掛けました。
施工範囲は、1・2階も含めて広い範囲になりますので、部屋ごとに分けてご紹介していきますね。
まずはLDKのリフォームです。
工事前の台所+居間です。
白く塗られた、鉄骨の柱は以前(約20年前)のリフォームの際から露出しており、絶対に抜けない柱です。
内部は階段も含めて全て解体して、造作を行ないました。
ベタ基礎を新しく打設して湿気対策や耐震性も向上させました。
LDKの完成です!
床材は、無垢フローリング(メープル)を使用しました。
急な勾配の階段も、奥様のご要望で勾配を緩やかにして欲しい・・ということでしたので・・
ストリップ階段を使って、リビング側へ曲がりをつくり、勾配を緩やかにできました。
キッチンの対面カウンターは無印良品のスタッキング・シェルフを利用して造作。
集成材で造作したカウンターは、モールテックス®(MORTEX®)を塗り、モルタル調に仕上げました。
空っぽの状態はこんな感じで・・
四角いボックスのなかには無印良品のスタッキング・シェルフの収納パーツで自由に収納できます。
I型のキッチンと対面カウンターの高さの差をゼロにして、なるべくフラットな対面カウンターをつくりました。
カップボードなどは予算を抑えるためにお施主様にて家具店購入、ウォールキャビネットの代わりにアイアン製の棚受け+集成カウンターで吊り棚を造作しました。
キッチン奥には、奥様からのご要望だったパントリーを造作。
ちなみに工事前このスペースは元お風呂場の一部でした・・
最初にご紹介した「抜けない鉄骨の柱」を”輻射熱式冷暖房システム”=エコウィンで上手く隠しました。
エコウィンに、モールテックス…
それこそ、エコ・テックスじゃないですか⁉︎
キッチン側から見ると、こんな感じ。
鉄骨を黒色で塗り、エコウィンと一体化させることで、柱型を目立たなくさせました。
リビングの中央には壁掛けテレビを。
その周りにはエコカラットを貼りました。
間接照明も仕込んでいい感じですね。
階段の途中からの眺めはこんな感じです。
無垢材のフローリングは節などがある「ラスティック・グレード」ですがいい雰囲気になりました。
最後のお引渡しの日には、工事関係者をお招きいただき、完成記念パーティーを催して頂きました。
新しいお住まいで飲む、本物のビールサーバーでの生ビール…やっぱり飲みすぎました(笑)
宴会の後は、麻雀大会がはじまりましたーー(笑)
リビング編はここまで!